2013年03月22日

学童保育も、卒業

卒業シーズンである。
別れの寂しさ、新しい生活への期待と不安、子どもの成長を実感する喜び。
いろんなおもいが胸をよぎる季節。
学童保育でも「卒業式」は開かれる。
指導員さんがひとりひとりの思い出をかたりながら、子どもたちの感謝のことばを聞いて、出席した保護者は感動して涙を流す。
一方、子どもだけで留守番をすることへの心配もつきない。
学童保育は、3年生までという自治体が多く、小4の壁とも言われる。
3.11の東北大震災後は、不安がたかまっている。
経験者によると、かぎを開けっ放しで、外出していたとか、寂しくなって職場まで電話をかけてきたなどの体験談も多い。
同時に、過ぎてしまえばなんとかのり越えることができたというのも共通した感想だ。
子どもがひとりですごす時間が長くなることは、じぶんでかんがえて行動したり、家事を覚えたりする契機でもある。
いざとなるときに頼りになるのは人の繋がりだというのは当然である。
保護者同士で近所づきあいとか、子どもをみまもってくれる人をいかに増やしていくか、おとなが果たすべきたいせつな役割である。


Posted by なぎ at 11:22│Comments(0)日記
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